“トレーナーコラム”第7回「ジュニア期にウエイトトレーニングは必要ない!?」

今回から、PREMIUM LIFE FITNESS パーソナルトレーナー協力のもと、スポーツ選手・指導者に向けたトレーニングコラムを掲載いたします!

隔週木曜日~金曜日に更新いたしますので、ぜひご覧ください!

 

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今回は、ジュニア期のウエイトトレーニングについて解説いたします。

 

1.小中学生にウエイトトレーニングは必要ない!?


「野球選手の身体には、やはり筋肉量が求められます。

筋肉量とスイングスピードは相関関係にあるからです。

投球に対して力負けすることなく、遠くに飛ばしたり、速い打球を繰り出すためには、やはり筋肉量があると良いでしょう。

もちろん、身長の高さも武器になります。

投球動作などでは、アームが長い方が遠心力がつきますから、長い手足は有利なのです。

しかし、努力で身長を伸ばすことは難しいもの。

だからこそ、トレーニングや栄養管理で筋肉をつけて、身体を大きくすることが大切です。」

 

上記は、JATIという日本のトレーナー団体の代表理事、久村さんの著書の抜粋です。

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野球選手には、やはり筋肉の量が必要です。

筋肉量があったほうがパワーの発揮は大きくなり、スイングや投球のスピードが上がります。

一流の野球選手を目指す=ウェイトトレーニングを実施する必要がある。

これは間違いのない事実だと私も考えます。

最近だと、テキサスレンジャースのダルビッシュ有選手も、オフシーズンに行ったウェイトトレーニングにより、体重が○○Kg増加した…なんてニュースを目にした方もいらっしゃると思います。

 

「よし、じゃあ重りを使ってトレーニングをしよう!」

「息子にウエイトトレーニングをやらせよう!」

…少し待ってくださいね。

上記は、ある程度体が発達してきてからのお話。

小学生、中学生の選手の皆さんには、まだまだウエイトトレーニングなんて、必要ありませんよ!

 

 2.ゴールデンエイジに必要なトレーニングとは?


下のグラフは、スキャモンの発育発達曲線というものです。

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各能力が、いつ頃発達のピークを迎えるかが、これを見ることで分かります。

図の曲線を見ると、5~8歳頃をピークに、12歳ころまでに神経型が著しく発達するのがわかります。

脳をはじめとして体内にさまざまな神経が張り巡らされていく大事な時期なのです。この時期を一般的に、ゴールデンエイジと呼びます。

この時期は、一般的神経系の働きが関与しているといわれている敏捷性(細かな動きや素早い動きを行う能力)や巧緻性(器用さ)が高まります。

よって、この時期にはその能力を高めるトレーニングをするべきと言えます。

 

ゴールデンエイジのトレーニングについては、下記のコラムもご参考にして下さい。

第1回「ジュニア期のトレーニング」

第6回「思い通りに体が動く!感覚トレーニング」

 

3.体の成長に合わせてウエイトトレーニングを行う


では、冒頭で触れた、ウエイトトレーニングはいつやるのがいいのか…?

改めて図の発育発達曲線を見てみましょう。

 

一般系、生殖器系という線がともに急激に上昇する時期があるのがわかりますか?

だいたい15歳から19歳あたりが急激なカーブを描いていますよね。

 

身長が伸び体重が増加し、体つきが成人に近づく時期で、男性は男性らしく、女性は女性らしく体が出来上がっていきます。

ホルモン分泌などの影響で、筋量も増加していきます。

この時期が、ウエイトトレーニングを取り入れて効果が出てきやすい時期と言えます。

(だいたい、高校生くらいからです)

つまり小中学生の間の筋トレは、あまり効果的とは言えません。

練習のプログラムやトレーニング内容は、発育発達曲線をもとに時期をしっかり考慮して決めましょう!

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身体が小さい、線が細い、と悩んでいる小中学生のあなた。

もしくはそんなお子様や生徒さんを持つ、大人のあなた。

正しい時期に正しいトレーニングを行えば、きっと体は変わります。

焦らず、今できるベストなトレーニングを選べるようにしてくださいね。

 

 

トレーナー  プロフィール

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平松 和也(ひらまつ かずや) 
PREMIUM LIFE FITNESS
パーソナルトレーナー兼運営戦略・マーケティング責任者

※詳しいプロフィールはこちらから!

 

 

 

 

 

 

 

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